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2013年06月02日
江戸時代の道しるべ
藤岡市民ホール近くの「増信寺」というお寺があります。
そのお寺の門前に「左 江戸」と刻まれた石製の道標があります。
「えっ?江戸って・・・?」と思ったので車から降りて写真を撮りました。
よく見たらもう一つの面に「右 秩父」と刻まれてました。
この道標が作られたのは1832年(天保3年)とのこと、当時、道に迷い難儀する旅人が多かった三又路が現在の1丁目にあり、この道標を建てて道行く人々の便を図ったとのこと。
多くの旅人がこの道標を見てそれぞれの道を確かめ歩いて行ったのですね。
このような街中のふとした場所にも歴史の足跡が残っているんですね。
私も人生という道を心の中の道標を確かめて迷うことなく一歩一歩しっかりと歩いて行きたいと思います。