POWERBOARDパワーボード
まるで大地のような変わらない安心感を持つこと
経年変化に強く、とても安定した素材で構成されるパワーボード。その大地のような安心感で快適な暮らしを長く支えます。結晶が生成されます。- トバモライト結晶とは… トバモライトとは自然界に存在している、これ以上は化学変化を起こしにくい大変安定した鉱物。自然界では、極めて特殊な条件下で何万年もの長い年月をかけて造り出されるといわれています。パワーボードは、この何万年にも及ぶ自然界の化学反応を科学の力で人工的に再現してつくられていると言えるでしょう。トバモライト結晶は、強度が強く、長い年月を経過しても物性的に安定しており、熱や酸化に強いという性質を持っています。
緻密なトバモライト結晶が優れた耐久性の証です
パワーボードは緻密に結合したトバモライト結晶を豊富に含んでいます。また、木繊維やパルプなどの有機物を含まないため、乾燥収縮率や熱膨張率が小さいので、夏の酷暑や冬の低温・乾燥などに強く、ひび割れや反り、たわみといった変形が起きにくい安定した材料です。- 17年目の建物で高耐久性を確認しました 築17年のパワーボード住宅で耐久性調査を実施し、外壁性能に問題が無いことを確認いたしました。
(1)築17年の住宅外観
全てのパネルにクラック、反りなどの変化は見られません。メンテナンスは3年前(築14年目)に外装塗装を行いました。(2)目地部の詳細
現場から切り出した目地の断面。シーリング材の劣化は外観上見られず、また、充分な弾性を有していました。(3)断熱材
断熱材のロックウールも乾燥していました。(4)外壁内部
柱などの木材も乾燥しており、正常な状態と判断出来ました。(5)パネル断面
ALC素材、内蔵されているメタルラスともに異常は見られませんでした。(6)取付木ネジ
17年前のネジ。錆の発生もなく正常な状態でした。(7)剥がしたパネル(表面)
基礎に接する一段目、納まり上パネル幅を現場切断しています。裏面も含め、良好なパネル状態を保っていました。(8)パネル表示(ロットナンバー)
製造年月日は1984年1月。長さ1820mm、製造管理No.4924。
パワーボードは2世代を超える長期(60年以上)にわたり張替え不要を目指しています
パワーボードは、物性や寸法などの経年変化が極めて少ないため、張替えを前提としておらず、メンテナンスがしやすいロングライフ外壁材です。塗装をリフレッシュすると新築時のイメージがよみがえります。 ※耐久性(年数):塗り替えなどの適切なメンテナンスをもとに張り替え不要と推定される年数で、保証値ではありません。なお、塗り替えの時期は使用する塗装の種類によって異なります。